玄米を簡単&美味しく炊く方法

玄米の持つ解毒力

 

私たちは好むと好まざるに係わらず、様々な添加物や有害物質を体内に取り込んでしまっています。なるべく農薬や化学肥料を使わない農産物、養殖ではなく天然の魚、食品添加物の入っていない安心できる食べ物を選ぶことは大切なことです。

 

最近は、インターネットの普及により、以前よりはこうした安全な食べ物を手に入れやすくなってきました。しかし、それも限界があると思うのです。自分でコントロールできるものはまだしも、例えば外食の場合は、お店を選ぶことは出来ても、その材料までは選ぶことは出来ません。提供されたものを素直に食べるしかないのです。

 

また、空気中や食物連鎖で紛れ込んだダイオキシンなどは自分の手には負えるものではありません。あれも、これもダメでは生きてゆけません。そこで入ってきたものを積極的に外に出す強力なツールが「玄米」なのです。

 

玄米に含まれる「フィチン酸」(IP6)は、細胞の成育に欠かせない物質として知られています。それに加えて、フィチン酸(IP6)は汚染物質の水銀やカドミウムなどと化学結合して水に不溶性の塩となって排泄します。農薬のPCBその他の毒物も排除します。

 

つまり食品添加物や農薬、公害汚染物質などの毒を絡みこんで体外に排泄する作用があるのです。いわば体内の有害物質掃除人といえるでしょう。このフィチン酸(IP6)と玄米に豊富に含まれる食物繊維の相乗効果で強力な解毒作用が生まれてくるのです。

 


page top