玄米を簡単&美味しく炊く方法

美味しい玄米の炊き方

 

お米を美味しく炊く一番の秘訣は水にあります。そして最も重要なのは、お米を最初に洗うときの水です。お米は乾燥した状態で置かれているので、一番最初に出会った水を急激に吸収します。炊くときの水にこだわるのもいいのですが、最初に出会う水にこだわることがもっと大切です。

 

浄水器を通した水か、ミネラルウォーター(軟水)を使いましょう。 水加減は、炊く鍋によって異なりますが、米の重量の1.2~1.4倍が目安です。それでは、早速。研いだお米を炊飯用の鍋に移し、水を入れて浸漬します。

 

夏は30分~1時間以上、冬は2時間以上浸漬 します。お米をふっくらと炊き上げるために、しっかりと浸漬することが大切です。「美味しく炊けない」大きな原因の1つが、この浸漬時間です。浸漬が足りないと、お米の芯が残ったり、パサパサした炊き上がりになってしまいます。前の晩から一晩漬けておいて、翌朝炊けるようにセットしてもよいでしょう。

 

炊き上がったごはんの表面と、鍋(または炊飯器)のフタの間には、水蒸気を含んだ熱い空気が満ちていて、すぐにフタを開けてしまうと、急激に冷やされた水蒸気がそのままごはんにくっついて、べちゃついたご飯になってしまいます。蒸らしの時間をとると、水蒸気は少しずつご飯の表面に馴染んでいくので、粘りがあって美味しいご飯ができあがります。

 

また土鍋で炊けば時間はかかりますがふっくらと炊け、栄養とおいしさを引き出します。さらに圧力鍋で炊くと、もちっとした炊きあがりで、甘みを沢山感じることが出来ますよ。

 


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